ふたたびの、絵本。
『ぼくを探しに』― The Missing Piece ―
シェル・シルヴァスタイン 作
倉橋由美子 訳
子どもの頃、
何度も繰り返し、読んだ。
心にくっつくくらいに。
そのせいか、いまでも
ふと、
絵やストーリーが浮かんで
ふと、
読みたくなる。
途方にくれたり、
なんかもう…
わかんなくなっちゃったときとか
そして、
ほっとしてるときなんかにも
『ぼく』が、
…ふっと
あらわれる。
上の子が生まれてから、
ふと、
読んであげたいな、
と思った。
子どもたちをきっかけに、
ふたたび、
読む機会がやってきた。
「読んでみる?」
そう言って読み聞かせてみると、
子どもたちは、
ぱぁっと笑顔で満ちて、
2歳の上の子は、
一生懸命に復唱したり、
ツッコミを入れてみたり、
爆笑したり。
0歳の赤ちゃんは、ニコニコ。
なんだか楽しそう。
「かけらの絵本!」
「もう一回読んで!」
大盛り上がりだった。
何度も繰り返し読んで、
「自分で読んでみる!」
と言い出し、
寝る前も、
「かけらの絵本……」
とリクエストされては読み、
朝、目を覚ますと、
まっさきに
『ぼくを探しに』を手に取り、
腕にかかえて、
「かけらの絵本っ!読んで!」
と、元気いっぱいにリクエスト。
子どもたちが、
ふたたび
出会わせてくれた。
『ぼくを探しに』
今度は、子どもたちと一緒に。
心にくっつくくらいに。
またね。

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